国内の特許・商標・意匠、米国の知財に関する一口メモ

アップデート:統合型事務所管理システム・知財管理システムのご案内

2021年4月7日~9日に開催された法務知財エキスポに出展します。出展内容は、主に以下の3つです。
・IPBOOK(特許版)統合型事務所管理システム(知財管理システム)のご案内。
・iPARC文書管理:クラウドを使わない安全なリモートアクセスシステム
・IPBOOK(汎用版)一般企業用、タスク管理および統合型事務所管理システムのご案内。

1.概要
・アップデート
給与計算システムを組み込みました。毎月の変動要素を入力すれば、社保、源泉徴収を含めて計算し、給与明細を発行できます。
電子メールの送受信にGmailを対応させました。書類の印刷の発展系として、直にメールで送信することができていますが、Gmailでも送受信ができるようになりました。

(従来からの説明)
統合型事務所管理システムは、出願から年金管理までの管理を行う知財管理システムをコアとして、労務管理や、経理管理を含めました。知財管理を行いつつ、特許事務所で必要となる他の業務を一元的に管理できるシステムです。
価格はリーズナブルで、信頼性及び機能はとても高いものとなっています。

2.ターゲット
・アップデート
核となる管理対象は特許などでしたが、管理対象として一般的な業務のタスク管理ができるようにしました。リモートワーク支援に加え、日常の業務として仕事の「見える化」を促し、勤怠管理をタスク単位で行えます。ワークフローや、電子承認も実現しているので、一般的な企業の通常の業務管理に利用できるようになりました。

(従来からの説明)
このシステムは特許事務所をターゲットとして開発しましたが、知財管理システムをコアとしておりますから、企業でもお使いいただけます。

3.システム構成
・アップデート
給与計算システム、タスク管理システム(日常業務の見える化)、電子メール記録がGmail対応

(従来からの説明)
知財管理システム、労務管理システム、経理管理システム、施設予約システム、文書管理システム、グループウェア、電子メール記録

4.グループウェア
このシステムにはグループウェアも含まれております。グループウェアのシステムに関しては、特許事務所向けにチューニングした部分と、企業向けにチューニングした部分とを

含んでおります。特許事務所で必要となる情報共有に加え、企業で必要となるワッチングなどの回覧処理とか、発明改善提案の掘り起こしなどを掲示板ベースで行なえます。
グループウェアはクラウド運用が好ましいと思います。本体のシステムをクラウド運用しないケースもありますので、別システムとしています。

5.開発背景
主な開発方針は、1)WEBブラウザで操作できること、2)専用の個別のプログラム言語で組んだシステムと同等の機能を実現できることです。実は、両者は実は相反する性質を持っています。

専用の個別のプログラム言語を使い、専用の管理システムを組むことは正直なところ非常に簡単です。難しいことはありません。ですが、一般のWEBブラウザで操作できるようにするためにはユーザーインターフェースの問題、非同期通信である問題などから、困難性を伴います。

当所でも相反する性質を克服するために開始しては頓挫するということを経て、3年かけて開発に至りました。

6.費用
・アップデート
一般企業:月3万円、契約時に20万円(カスタマイズしてご提供するため)
特許事務所:月15000円、30000円、60000円のいずれか、インストール時に3万円

(従来からの説明)
上述したような開発経緯を経ていはいますが、IT企業として開発してきたわけではありません。一般的な開発費用を回収しなければならないというわけではないので、リーズナブルな価格設定を実現できました。

費用は非常にリーズナブルです。展示会でも皆さんからそのようにおっしゃっていただけました。一方、価格はリーズナブルではありますが、内容は価格を遙かに超えるものとなっています。

特許事務所向けには、弁理士の数で事務所規模を区分けさせていただき、使用料を決定させていただきます。月額ベースでの使用料支払いがリーズナブルとなっています。

費用は、使用料部分と、メンテナンス部分とから構成されます。事務所の場合は月額15000円からとなっています。

7.メンテナンス
・アップデート
年に2回の内容見直しを行います。
文書管理を行わない場合は、年に1回訪問させていただきます。

(従来の説明)
特徴として、必ずサーバー設置場所を年3回訪問させていただき、予防的故障診断をし、その時々に応じたハードウェアに関するアドバイスをさせていただきます。
このシステムに必要なハードウェア特に高額なものを求めていません。予防的故障診断で交換するべきものも、ハードディスクなどの安価な交換をご提案するに過ぎません。ですが、転ばぬ先の杖という視点で、2年に1度くらいのペースで数万円のハードディスク交換であればご了承いただけるのではないでしょうか。もちろん、アドバイスですから、採用するか否かの判断はご利用者です。

8.人材
独自の人材(プログラマー)ネットワークがあるので、低価格で開発を維持できますし、将来性の心配もありません。