国内の特許・商標・意匠、米国の知財に関する一口メモ

IPBOOK.cloudのアップデート:包袋表示印刷の追加

IPBOOK.cloudのアップデート:包袋表示印刷の追加

ご利用者のご希望を反映して、包袋の表紙の印刷機能を設けました。

2パターンを用意してみました。
・特許事務所において、包袋を見つけることを主眼にする表示
・クライアントに送ることでクライアントが全情報を確認しやすくすることを表示

期限に色を付けることもしてみたのですが、今回は見送りました。他のご利用者で、ご希望される方がみえましたら、復活させていただきます。機能は盛り込みつつも、黒字を選択させた状態なので、赤色にするということもできる状態です。

一般の書誌的事項、中間などの出願経過に加え、年金の期限と支払い状況も表示されます。

この表示は、「印刷」のところで実施させます。案件を選択した状態で、「印刷」をクリックすると、一番上に「包袋表示印刷」が表示されます。特許事務所用か、クライアント用かを選択してクリックしてください。

アメリカでの商標出願のやり方を簡単にまとめました。

アメリカでの商標出願のやり方を簡単にまとめました。

米国で商標を出願する場合は、アメリカ商標庁(United States Patent and Trademark Office)に申請する必要があります。

step 1. 商標検索を行う
商標出願前に、アメリカ商標庁の公式ウェブサイトで商標検索を行い、既に同じまたは似た商標が登録されていないか確認してください。

step 2. 商標出願をオンラインで行う。

1. USPTO.govにアクセスして、TEAS(Trademark Electronic Application System)に移動します。

2. もしアカウントがない場合は、アカウントを作成してください。

3. 「ファースト・ストップ:出願画面にアクセス」をクリックし、出願者の情報を入力します。

4. 「セカンド・ストップ:商標情報を入力する」に進んで、商標の基本情報(商標名、使用クラス、商品・サービスの説明、図形マークの場合は画像等)を入力します。

5. 「サード・ストップ:出願費用の支払い」に進んで、必要な費用を支払います。

6. その後、出願書類を電子的に提出すれば完了です。

step 3. 審査
商標庁は、申請書を審査し、商標が登録可能かどうかを判断します。登録が認められた場合には、商標登録証が発行されます。

以上が商標出願の手順になります。

IPBOOK.cloudのChatGPT問合せ機能で調べたこと:魚を食べる時の注意点

IPBOOK.cloudのChatGPT問合せ機能で調べたこと:魚を食べる時の注意点

近年、海水魚が食べてしまうマイクロプラスチックによる危険性が注意喚起されています。
IPBOOK.cloudのChatGPT問合せ機能で、日本人が魚を食べる時の注意点を教えてもらいました。

マイクロプラスチックが溜まった魚の摂取を避けるためには、以下のような対策があります。

1. 信頼できる、衛生的な魚市場やスーパーで購入すること。

2. 魚を食べる前にしっかりと下処理すること。魚の皮や内臓に含まれている汚れや有害物質を取り除くことができます。

3. 大型魚(カツオ、マグロ等)よりも、小型魚(イワシ、サバ等)を摂取することがお勧めです。

4. 魚を食べる際、調理方法に注意すること。素揚げや天ぷら等で調理するよりも、焼き魚や煮魚等を選択する方が良いでしょう。

5. 1週間に2回程度、魚を摂取する程度に抑えるようにしましょう。

以上の方法に留意することで、マイクロプラスチックの影響を最小限に抑え、安全な形で魚を摂取できるようになるでしょう。

IPBOOK.cloudのアップデート:ChatGPTのノウハウ蓄積中です。

IPBOOK.cloudのアップデート:ChatGPTのノウハウ蓄積中です。

我々のような業種では、ChatGPTを業務に使用できないことが殆どです。それでも秘密性のない調べ物や、個人的な研究の業務には非常に有益です。

ChatGPTを使うには、プロンプトという命令の出し方が重要で、プロンプトの出し方次第で有用にもなるし、単なるおしゃべり相手にしかならないことにもなります。

IPBOOK.cloudの開発では、日々ノウハウを蓄積して活用しています。ChatGPTに不慣れな方でも、より的を射た答えを引き出せるように、ユーザーインターフェイスを整えています。同時に内部では状況に応じた最適なプロンプトを作成してChatGPTに問いかけるように工夫しています。

ユーザーの方は、予め用意した複数の入力欄に対応する情報を入れていただくだけで、AIが調べて回答を得られるようにしています。むろん、まだまだ研究を進めて、プロンプトの出し方の改善につなげていく予定です。

通常、ChatGPTのサイトから利用する場合、無料ですと後回し的に扱われます。有料ですと早く回答してくれるのですが、月々20ドルほどかかります。

しかし、IPBOOK.cloudでの利用はAPIという形式なので、利用料がとてもお安いです。このAPIの利用では出力に制限もありますが、これもノウハウによっては制限がかからないようにすることができています。

IPBOOK.cloudのアップデート:ビジネスレターの添削ができるようになりました。

IPBOOK.cloudのアップデート:ビジネスレターの添削ができるようになりました。

先日、AIを使った語学学習システムを作りました。
現在も、AIに対する指示の出し方を改良しており、表面的には変更はなくても内容は常に進化しています。

語学学習の中で添削を依頼することもできるのですが、AIに対する指示の出し方次第でより良い添削が可能です。このため、添削専用メニューを作りました。

Check&Correct(添削)というメニューを選択してください。
言語は問いませんが、開発スタッフは英語以外は確認できていません。

なお、ビジネスレターとして添削しています。添削したいレターはくだけた表現でも構いませんが、添削後のレターはどこに出しても恥ずかしくないレターになります。
もちろん、フランス語、ドイツ語、中国語など、英会話に限りません。

IPBOOK.cloudのアカウントでログインできるように作っています。
ご利用事務所毎にChatGPTの認証キーが必要になりますが、体験用のサイトをご用意してありますので、ご希望される方はご連絡ください。

これまでの利用では、ChatGPTは最初の18ドル分がなかなか減りません。
なので、コスパは非常に良いと思います。

非常に有用で、本当にお薦めです。

IPBOOK.cloudのアップデート:AIを使った語学学習システムを作りました。

IPBOOK.cloudのアップデート:AIを使った語学学習システムを作りました。
ChatGPTというAIが話題です。
IPBOOK.cloudにも取り込んでみたことはご報告したとおりです。
この度、語学学習システムを作りました。
AIと会話をして、語学力を高められるというものです。

ChatGPTは20ドルも出せば数ヶ月は使えそうです。
なので、コスパは非常に良いと思います。
もちろん、フランス語、ドイツ語、中国語など、英会話に限らず語学学習できます。

復習したり、単語帳を見たりすることもできます。

IPBOOK.cloudのアカウントでログインできるように作っています。

体験したい方はご連絡ください。

IPBOOK.cloudに組み込んだChatGPTに以下のように問合せてみました。
あなたは鳥類学者です。
ヨウムの尾羽はなぜ短いのですか?尾羽が長い鳥と短い鳥とでは何が違いますか?

返答は、以下のとおりです。
ヨウムの尾羽が短いのは、飛ぶ必要があまりないためです。また、ヨウムは木に止まって生活することが多いため、長い尾羽が邪魔になることがあります。 尾羽が長い鳥と短い鳥の違いは、長い尾羽を持つ鳥は飛行能力が高く、短い尾羽を持つ鳥は飛行能力が低いということが言えます。また、長い尾羽を持つ鳥は飛翔時に操縦がしやすく、方向転換が容易にできるため、狭い森林内に生息する鳥や飛び立つ寸前に餌をキャッチする鳥に見られます。一方、短い尾羽を持つ鳥は、視覚的に追われることを避けるために速く飛ぶことができ、また速い動きをすることで獲物を逃すことができます。

使わない手はないですよね。

IPBOOK.cloudのアップデートのお知らせ:ChatGPTにも対応

IPBOOK.cloudのアップデートのお知らせ:ChatGPTにも対応
何かと話題になっているChatGPTに対応しました。

データベースの内容がChatGPTに見られるということはありません。

仕組みとしては、IPBOOK.cloudのユーザーがChatGPTに投げかける問い合わせを入力すると、その入力をChatGPTに投げかけ、返信をIPBOOK.cloudで表示するというものです。

こういったプログラムをご用意しても、ChatGPTがこちらのデータベースを参照するようなことはできません。あくまでもこちらのサーバーからChatGPTに問い合わせ、返事をもらうという、一方通行の問い合わせだけになります。

また、ChatGPT効率よく使うためには、入力の仕方も大事です。このことを考慮して、IPBOOK.cloudが入力画面をご用意しました。判断主体、判断背景、問合せる命令と、明確に分けて問合せられます。

事務所単位で、一つの認証キーを使えます。認証キーの設定は「ツール」の主管理者画面で行えます。

特許の業界では、翻訳などは使いたくても使えない状況ですが、秘密性のない調べ物にはとても便利ですし、IPBOOK.cloudが入力画面を使えば、情報不足による稚拙な返答にがっかりすることもありません。

まだ、ChatGPTと聞くと、怖いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんので、現在は、テストサーバーで運営しております。皆様からのご質問等があれば、Chatworkでも結構なのでお気軽にご質問下さい。認証キーの取得方法でも結構です。

中国企業からの出願件数が10%を超えています。

中国企業からの出願件数が10%を超えています。

中国人による日本への特許出願件数を調べてみました。

中国人による日本への特許出願件数は、
2019年が4万件、
2020年が4万2千件、
2021年が4万5千件でした。

※日米欧中韓の特許庁が各庁の活動状況や主に特許関連の統計情報を纏めた五庁統計報告書(IP5 Statistics Report)に基づきます。

日本の特許出願件数については、

2019年は33万5千件、
2020年は33万3千件、
2021年は34万2千件でした。

特許庁が提供している特許出願等統計速報に基づきます。

全出願件数の10%以上の件数が、中国からの出願です。
日本の企業にはもっと頑張って欲しいですね。

これが日本の特許庁の望んでいた姿なのでしょうか。
特別に中国からの出願に偏見を持つわけではなく、
日本の企業の弱体化が顕著に思えてなりません。

J&T Document Managerのアップデート

J&T Document Managerのアップデート

J&T Document Managerとは、文書管理ソフトとも呼んでいます。

事務所や会社内で日々生成されているファイルは、何らかのルールに基づいて、どこかに保存しているはずです。通常は、フォルダに名前を付けて整理していると思います。

これが最初は整理整頓された状態ですが、時間とともにごちゃごちゃになってきてしまいますし、分類のルールによってはあるファイルはどちらのフォルダに保存するのかの判別が困難になってきてしまいます。本質的両方に属するものは決して少なくありません。
ですから、保存した人以外は、後々見つけられなくなるということは往々にしてあります。むろん、営業部の第1課とだい2課とで殆ど同じ内容のファイルをゼロから作っていたりもします。

J&T Document Managerは、ファイルをクラウドに保存しつつ、全文検索機能によって保存したファイルを瞬時に見つけてダウンロードする管理ソフトになります。

また、複数のファイル群をまとめて保存できます。特許事務所であれば、一つの特許出願の為に作成した複数のファイルをまとめて暗号化しつつ圧縮して保存することができますし、このときに全てのファイルを全文検索の対象とすることができます。

このような文書管理ソフトはIPBOOK.cloudと連動することが可能で、ある包袋に属するファイル群をまとめてクラウドに保存できますし、IPBOOK.cloudで包袋のレコードを閲覧しているときに、その包袋に属するファイル群を瞬時に見つけてダウンロードすることができます。

まだまだ使いやすくできるところはあり、今回も使い勝手を良くするためのアップデートをしました。

全文検索に加えて、予め用意してある項目に対応した入力も可能です。たとえば、「書類名」という項目があり、ここには整理するために書類名を入力できます。全文検索のためのテキスト抽出自体は自動ですが、さらに書類名をも入力したいときは、手入力することになります。

このような項目がいくつかありますが、簡易入力という操作が可能です。例えば、「特許出願書類」と入力したい場合、毎回、「特許出願書類」と入力するのは煩雑ですし、誤変換して気づかないで入力してしまうと、見つけられなくなるということも起こります。

簡易入力は、予めa~zの1文字に対して、何らかの言葉を対応づけて保存しておくことで、項目欄にaと入力すれば、対応する言葉に変換して保存される機能です。

手入力の煩雑さを減らし、誤変換による誤入力や、個人の主観による文言の不統一を防止できることができます。

IPBOOK.cloudのアップデート:請求書に印影表示が可能になりました。

IPBOOK.cloudのアップデート:請求書に印影表示が可能になりました。
電子帳簿保存法の変更により、今後、請求書を紙媒体から電子データに変更していかれることが予測されます。
これまでは紙媒体に印刷して事務所印を捺印されていたと思いますが、印影データを登録しておくことで、請求書に表示できるようにしました。

印影データは、「ツール」をクリックすると、主管理者のツール画面が開きます。
その画面で下の方に下がっていく(スクロール)と、「必要に応じてやること」という見出しの中に、「請求書ロゴと印影の画像のアップロード」という見出しがあり、そこの中に{印影画像のアップロード}という青地の部分があります。
ここをクリックすると、ファイルを選択するUIが出てきますので、印影画像を選んでアップロードしてくてださい。

同じところに{請求書ロゴ画像のアップロード}もありますので、請求書に貼り付けたいロゴ画像がありましたら、同様にアップロードできます。

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